大阪府寝屋川市 玄関ドア取替(三協ノバリス)
大阪府寝屋川市にて玄関ドアを取り替えました。取替方法はいつものカバー工法となります。いつものはLIXIL製「リシェント」を使いますが、今回は三協製「ノバリス」をお客様がご選択されました。カバー工法での取付方は3大メーカー共(あとはYKK製「ドアリモ」)ほとんど同じ、違いは色味、デザイン、本体仕様によります。ノバリスが採用されたのは、親子扉(普段開け閉めする大きい扉側の親扉と通常時は閉まっている子扉からなる玄関扉)の子扉側に通風機能が付いていた点です。3メーカーのカタログで見比べていけば、理想の仕様・形状のドアが見つかるかと思います!
今回はランマ付(ドアの上に付いているガラス部分)、両袖(ドアの両側にFIXガラスが付いている)、片開き仕様の既設ドア枠の解体がいつもと違って時間を要しました。ドアを取り払って解体完了とはいかないので、ランマと袖に通っている無目(ランマにために通っている横材)と方立(袖のために通っている縦材)をカットしていく作業となります。写真のようにこれらを取り払ってしまえば、ようやく新設枠を取り付けることができます!
【施工前】 【既設枠解体後】
新設枠はランマ付・片袖・親子という仕様となります。既設仕様と変わったことは開閉部分のドアが片開き→親子となったことです。普段は閉まっている子扉を所要時(大きい家財を搬入する等)に開けてしまえば開口は広く取れるため、今回のような取替時に仕様を変更できることがリフォームの利点です。
新しいドアが付いてしまえば、大半は終わったように感じられますが、気持ち的には折り返し点というところです!
【新設枠・ドア吊り込み後】
後は仕上げのために既設枠のブロンズ色と新設枠の木目色に隙間を覆う“額縁”を三方(上・左右)付ける作業になります。この作業が非常に重要で完成後の見栄えに大きく影響します。特に今回で言うと、右上の腕木という躯体障害物をこの形状に合わせて額縁を切り欠くことが難しい作業となりました。切り欠きを少しずつ行っていくため、試してはまだまだ、試してはまだまだということを10回程繰り返しました・・!
額縁が三方付いてしまえば、ブロンズ色の既設枠が隠れて元からこのようであったかという仕上がり、もちろん室内側も同じように既設枠は見えてませんので中からの見栄えもきっち仕上がりました!
【完成】
玄関リフォームはビフォーアフターでも変わり具合が分かりやすいため、自分が行いながらも完了後はすごく変わったなと嬉しさを覚えます!