既存住宅の現状
下図は、LIXILの講習会に参加した際の資料です。
これによれば、現既存住宅の8割は1枚ガラスが嵌まるサッシなのです。
近時、新築又はリフォーム住宅において複層ガラスが主流になっており、また高断熱のLow-Eガラスも認知され始めている中、シングルガラスのサッシがまだまだ多いというのが現状です。そして、「住まいの悩み」として挙がる高い光熱費、結露やカビの発生等は、この現状を反映しています。
これら悩みの解決は、サッシ取替、ガラス交換や内窓取付のリフォームにより断熱性を高くすることであります!
しかしながら、リフォームではキッチン、お風呂場などの水回りが優先されており、上記の悩みの解決には直結していないことも現状であります。
窓まわりのリフォームは水回りに比べて派手さはありません。ただ、住まいの快適さを高める非常に有効な手段であることも確かであります!