京都市下京区 内窓取付
先日、京都市下京区にて内窓取付を行いました。
6月ながら猛暑日となるなど、徐々にむし暑さが迫ってきており、今年の夏もどれほどの暑さになるかが気掛かりなところであります。そんな暑さから室内を快適に過ごす手立てとして内窓は最適な手段となります。
内窓と聞くと断熱という言葉が先行して冬場の室内暖気を外に逃さないようにということがイメージされがちですが、窓からの熱の移動を妨げることが本来の効果になるため、夏場でも室外からの熱気を室内に侵入させないようにするので、エアコンの効きが良くなり冷気を効率よく保つことができます。省エネで電気代の節約にも繋がりますので夏場での効果についても是非関心を寄せて頂ければと思います。
今回の施工では、お客様が断熱に大いに関心をお持ちの方で断熱性を向上させるには窓をどうにかするしかないと仰っておられたので内窓のガラス仕様は断熱性の高いLow-E複層ガラスを設定させて頂きました。マンションの窓3ヵ所の内、窓の形状が1ヵ所は引違い窓でオーソドックスな形状でしたが、残りの2ヵ所は、引違い窓とFIX窓がL型になっている窓と三角コーナー型のFIX出窓だったので内窓取付けにあたっては少し工夫を要しました!
・引違い窓
施工前 施工後
・L型窓
こちらの窓では落下防止の手すりがあり、これを取り外す訳にもいかないのでどうしようかと思案しましたが、内窓の取付幅(額縁という木枠の幅)もなかったので取り付けたふかし枠により手すりをかわせました(既設窓と内窓の間に手すりを残したかたち)。その後、コーナー方立を使用して引違い窓とFIX窓のL型内窓が完成しました。
施工前 施工後
・三角コーナー窓
こちらの窓は、三角コーナー出窓になっていることと、上記のように内窓の取付幅がありませんでした。こちらもふかし枠を取り付けた上でコーナー方立を設けてFIX窓の内窓を2セット取り付けました。大きさでは最も小さい箇所でしたがこの箇所が最も時間がかかってしまいました;;
施工前 施工後
少し工夫しての施工になりましたが、完成してみると何事もなかったようにイメージ通りに仕上げられて良かったです!
断熱性が向上しこれから快適に過ごせると楽しみにされていました!
その他、見た目がおしゃれになったことと防音性がかなり向上したと内窓の防音効果についても喜んでおられました!