京都市中京区 ガラス取替
先月、京都市中京区の分譲マンションにて断熱向上を目的としたガラス取替を行いました。
新設ガラスは、日本板硝子製の真空断熱ガラス「スペーシア」。同製品は断熱性能として最上位のひとつであります。加えてガラス厚みが2枚のガラスでありながら真空構造(※①)により薄いことからアタッチメント金具(※②)がなくても既設のサッシの溝幅に嵌め込むことが可能なためガラス取替のリフォームに向いている商材になります。
今回のお部屋が角部屋ということもあって窓数が多く、計7ヵ所の窓に対してガラス取替を行いました。2人で作業して1日間で無事完了することができました。
※① 通常のガラスが2枚対の複層ガラスになるとガラスの間の空気層によってガラスの厚みが分厚くなりますが、真空ガラスではガラスの間の真空層が0.2㎜であることによって厚みを抑えた構造
※② 分厚い複層ガラスを単層ガラス用溝幅のサッシに嵌め込むための金具
《施工後写真》
ガラス右上にある丸型の「保護キャップ」、ガラスの間に等間隔で配置されている粒状の真空層を保つための「マイクロスペーサー」がスペーシアの特徴になります。
ガラス厚み6.8㎜とガラス一枚としては分厚いワイヤー入りガラスを使用したスペーシア(総厚10㎜程)で一見薄く見えてしまいましたが、さすがにずっしりと重みのあるガラスでした。
今回工事でも前回の【お客様のお声】にてご紹介した『断熱リノベ』という補助金制度を費用負担軽減のためお客様がご利用されました。手続きは当社のほうで代理申請させて頂きました。マンションでの利用要件として、全部屋の窓ガラスを断熱ガラスに取替えることになっていたため相当程度に費用は嵩んでしまいましたが、ガラス1枚につき補助が付いてくるのでしっかり利用して窓を一新してしまうの手ではあります。
同補助制度は今年度においては締め切られてしまいましたが継続的に実施されている制度になりますので次年度の利用にも期待したいです!